高齢者の体力測定

グリーンブランチ健康教室では3ヶ月に1回体力測定をしています。2022年6月に開設し今年で3年経過しました。初年度からの参加者がいます。今年の6月で13回目の体力測定になりました。握力や歩行速度も改善しましたが、特に高齢者の運動機能を測るのに大切なTimed Up & Go Test(TUG)の改善がめざましいです。

Timed Up & Go Test(TUG):椅子からの起立、歩行速度、方向転換、椅子への着席の運動機能を測定値や動作の様子などから転倒の危険性や日常生活動作の低下を評価することができます。

1. 椅子へ深く座り、背筋を伸ばした状態で膝に手を置いた状態から立ち上がりスタートする。

2. 無理のない早さで歩いて3m先の目印のところへ

3. 目印を回って方向転換して椅子に着座する。

4. 2回測定して良い方をその日の記録とします。

【症例】

83歳のAさんの場合

2022年6月  9.03秒  2025年6月 6.03秒 → 3年で3秒短縮





にしやま内科クリニック&グリーンブランチ健康教室

年を取ってくると大きな病気もしていないのに、気力や体力の衰えに気づくことがあります。 こんな状態が続くとフレイルになってしまいます。 フレイル予備軍になったら、運動習慣を取り入れて、 食生活を改善してみましょう。 グリーンブランチ健康教室はいろいろな体操を通じてフレイル予防の手助けをする場所です。

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